三重短期大学でコミュニケーション力向上のため、ゲームを使ったワークショップを行いました。


6月20日(木)に三重短期大学にて、長友薫輝教授のご協力のもとゲームを使ったワークショップを行いました。
目的は、コミュニケーション力の向上、工夫する(考える)力の向上、チームについて考える機会。

内容は少し前に行った内部研修の改良版。
2つほどゲームを使う予定だったのですが、90分という時間制限もあり1つしかできませんでした。
しかし、生徒たち自らが延長したいと言って、授業を15分延長してくれたのは、やって良かったなぁと思いました。


今回使用したゲームは「人狼」。
研修内容は、だいたいこの内部研修と同じです。

大きく手を加えたのは、参加者同士の距離感と、議論のあとの投票を記名・無記名を1つのゲームの中で交互に行ったところ。
こうすることで、記名投票のときと無記名投票のときに、投票数が大きく変化することがわかります。

それがなぜ変化したのか?まで読みとれるとおもしろいですよね。

最初から仲間を認識できる人狼チームと違い、村人は最初から最後まで疑心暗鬼でゲームを進めていかなければいけません。
その中で大切なのは村人同士が誰を疑うか・・・ではなく誰を信じるかということ。

でなければ、なかなかチームワークの良い人狼たちには勝てません。

特に特殊な役職を持っている村人は自分の立場を上手く活かしどのようにチームの勝利に貢献できるのかを、刻一刻と変わる状況の中で判断します。

このワークショップでは強いリーダーや、ゲームを仕切る人が重要なのではなく、一人ひとりの頭で考え行動することが大切なのです。

といってもやはり90分の間にすべてを納めるのは苦戦しました。
途中駆け足になっちゃいましたが、これを機会にさらに磨きをかけますね。


中日新聞 津市民版にも大きく掲載していただきました。
ありがとうございました。

私たちはボードゲームの専門家ではありませんが、ゲームの論理的な要素とファシリテーションなどの要素を組み合わせてワークショップを行っています。

もしも、もしも、「うちの学校でもやってほしい!」「うちの会社でもやってほしい!」という嬉しい言葉がありましたら、ぜひ、津市NPOサポートセンターまでご連絡ください。
(料金は応相談です)

コメント