「オラ、何だかワクワクしてきたぞ」



「オラ、何だかわくわくしてきたぞ」

漫画・アニメ大国と言われる日本で、累計発行部数 1億5000万部と言う驚異的な売上を誇る漫画『Dragonball(ドラゴンボール)』の主人公 孫 悟空がよく使う言葉です。

先日、同じジャンプ作品である『ONE PIECE(ワンピース)』が累計発行部数 1億8900万部を記録し、累計発行部数1位の座は譲り渡しましたが、連載終了して15年経つ今でも人気は衰えません。


そんな孫 悟空の使う「オラ、何だかわくわくしてきたぞ」というセリフは、強敵に出会った時に出てきます。
仕事で言えば、乗り越えるのに骨が折れそうな案件が出てきたときに、「オラ、何だかわくわくしてきたぞ」と言うようなものですね。


皆さん言えますか?


ドラゴンボールには他の漫画にはない1つの特徴があります。
それは「修行」という概念です。

主人公の悟空は、サイヤ人という戦闘民族(宇宙人)で、地球人に比べれば戦闘に関する基礎能力は高く強いです。
しかし悟空は修行を欠かしません。

より強くなるために修行して修行して、そして強敵に立ち向かいます。


それでも負けることもあります。
主人公なのに負けます。

悟空は、少年時代に天下一武道会という武道の大会に2回出場しています。
それまでの間、亀仙人のもとで毎日必死に修行してきました。
しかし結果は2回とも準優勝。
(3回目の参加で優勝しています)


もっと強くなるために、また修行を繰り返します。

コミックでもアニメでも、悟空の修行シーンは多く描かれています。
この「修行」で大事なのは、修行をし、自分はいまできることを精一杯やった。
そういった自信に満ち溢れた下地があるからこそ、強敵に出会ったときに「オラ、何だかわくわくしてきたぞ」という言葉が発せられるのだと思います。


これはNPOの仕事でも同じですね。
大きな責任、重い仕事、困難な壁にぶち当たった時に「オラ、何だかわくわくしてきたぞ」。
そう言えるぐらいに、いまできることに精一杯向き合い、自信に満ち溢れた下地を築いておきたいものです。




◆津・夏のバザール

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