ワンデイシェフ × みえご縁市場 × 津・夏のバザール


NPOとして専門的な知識を持ち、それを武器にしていくことはとても大切なことだと思います。
1つの事柄を深く掘り下げ、行政や企業と対等…いや、もしかしたらそれ以上の力で渡り合っているNPOも少なくはないのでしょう。

一方、多方面に事業を展開すると、どうしても1つ1つの事業を深く掘り下げるための時間を削られてしまいますし、多くの人材が必要になってきます。

しかし支援センターで仕事をしているとよく「いろんな角度に事業展開しておいて良かったなぁ」と思うことがあります。


7月4日に行われる「津・夏のバザール」が直近では身近な例になるのではないでしょうか。


以前にも書きましたが、津市NPOサポートセンターの事業の中に「みえご縁市場」というプロジェクトがあります。
これは県内の埋もれた物産を発掘し都市部へ販売したり、商品開発したりしています。

そのご縁市場プロジェクトが提携している事業者さんの商品を使って、ワンデイシェフに登録しているシェフさんたちが料理を作っていただくことになりました。

そしてそれを販売する場所が、なんと、「津・夏バザール」なんですね。


これは、ご縁市場が「物」を提供し、コミュニティレストランO+が「人材(技術)」を提供し、津・夏バザールが「場所」を提供し、サポートセンター本体が一部「事業費」を提供しているわけです。


「人・物・場所・金」というNPOに必要なファクターを掛け算しているんですね。
そしてこのことをブログに書くことで「情報」も掛け算します。


最初はたくさんあったスタートライン(事業)が、1つずつ大きくてしっかりした可能性へと変化していくのは、やっていて嬉しくなりますね。


そして何よりスゴイのは、この化学変化は、イベントのほんの一角だということです。



■津・夏のバザール

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