津市NPOサポートセンターには果たして若い人が多いのか?

よく言われることがあります。
「津市NPOサポートセンターには若いスタッフが多いですね。どうやったらそんなに集まるんですか?」と。

当然、企業や行政と比べたら話にならないぐらい少ないと思いますが、あくまでNPOの中間支援センターとしての話です。


当センターのスタッフは、20代が一番多くて5割ぐらい。
30代が1割、40代が1割、50代が2割、60代が1割といった感じです。

そう考えるとやっぱり若い世代が多いなぁと思います。
ただ、スタッフを集める時に気を付けているのは、仕事に対する姿勢はもちろんのこと、年代や性別にも気をつけています。

4、5年前までは、10代や20代が多く、30代がゼロで、40代、60代といった感じでした。
だけどそれでは事業を作るときに必要な「多様な視点」得ることができなかったため、幅広い年代層でスタッフが構成できるよう努力しました。

また男女比も、昔は男性1人であと全員女性という状態だったのですが、いまでは男性4割、女性6割というバランスまで持って行くことに成功しました。


で、最初の「若い人がどうやったらそんなに集まるのか」という質問に戻ります。

昔に聞かれたときに「事務局長(今は代表)が若いからなんじゃないか」と思っていましたが、それだと学生サークルと一緒になってしまいます。

行動している人が若いから集まってくる人も若い。
それは当然なのですが、そこから仕事に発展させていくのは難しい。

なので、ちゃんと給料を払っているNPOとして答えるとすると、「多様な考え方が存在するから」なんだと思います。


多様な考え方が存在できる場づくりというのは、自分も勉強中なのでかなり難しいのですが、それが若い世代だけでなく様々な世代を結び付ける重要なファクターであると思っています。

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